2000 Enjoy CLUB GrandPrix in SUZUKA TimeAttack Round2 |
2000 Enjoy CLUB GrandPrix in SUZUKA TimeAttack Round2の感想
日時:9月22日金曜日/場所:鈴鹿サーキットフルコース&南コース/天気:曇り
とうとう来ました、魔のTimeAttack(?)イベント。
去年、散々な結果になり、ふらふらのまま1年を過ごし(練習しろってっ!)
リベンジ(だから練習しろってっ!)の時がやってきました。
SMSC主催の鈴鹿サーキット南コースを使ったタイムアタック
”2000 Enjoy CLUB GrandPrix in SUZUKA TimeAttack Round2”です。
ちょっと気になりましたが”Round2”ちゅうことは”Round1”も有ったのでは!
なぜ案内がこないのか?来てたのに捨ててしまったのか?うぅ〜ん?
まっ、とにかく行ってきましたよ!今回も前回(”BEST MOTORINGの公開ロケ”を
トップページからご覧下さい)と同様、AYさん(前回は友人Y氏と記載されています)と
TypeRに乗る長老の3人で参加いたしました。
段取りは前回と同じなので余り戸惑うことも無く、セッティングをしていました。
気がかりはやはり天気。前回は雨のタイムアタックとなり、技術が丸出しとなってしまったので
今回は何とか丸出し<その2>にならない様に結構お祈りものでした。
数日前から天気予報を確認してBBSに天気情報を書き込みしていました。(見ていたのは私だけ)
さらに前回との違いはタイヤがSタイヤ!雨なんて降ったらもうおしまいっすよね〜
(注意:Sタイヤでも速い人は速いのだっ!実際前回Sタイヤの人に完敗しました)
ピットロードに行くと気合バッチシのシビックやインテR、シルビア、RX7、S2000やもう色々!
”また、びりっけつかぁ〜?”と少々不安になりながらも”今日は練習!”(じゃ、いつ本番?)と不安を振り払ってました。
NSXは私たちの3台とステレット(ここの人達、速いんですよ〜すっごくっ)の方々3台と計6台のエントリー。
まっ、太刀打ち出来ないのは分かっていますがちょっとはくい込みたいものですね〜
参加者を3チーム(A,B,C)に分け、それぞれで走行しました。私はBチームでAYさん、長老はCチーム
ステレットの大将はなんとBチーム(近くでみれるぜっ!)、後の2台はAチーム(参考になります。)でした。
練習走行が始まり、ステレットAチームが走ります。速い速い。参考にするつもりが、何の事やらさっぱり分からず
”いやぁ〜速いっすね〜”と言うばかり。練習走行なので皆は感触を確かめているのでしょうが、それでも速い!
その時点で私、ドライで1’00’09がベストなのにすっと59秒台を出してすぐ58秒も出ていたと思います。
しかし、今回はSタイヤ!2秒ぐらい速くなったら58秒じゃん!と物頼み的な発想で今度はBチームの走行に
入りました。南コースはちょうど1年ぶり(前回のショックで走るのを避けていた。うそ)なので取り合えず
感触をチェック。”う〜ん、こんなもんかな?”全然分からないっす。ただ、このイベント、レースじゃないので
順位じゃなくてタイムです。・・・っちゅうことは、前車に追いつかず、速い人にあおられないようなポジション作りを
しないと、タイムがどうこう言ってる場合じゃない事に気が付きました。
タイムアタックは13台がコースインして20分間を2回走行して、ベストタイムで争います。
南コースはほんと小さいコースで(コース図はトップページからご覧下さい)そこに13台入る訳ですから
クリアラップを取るのは結構大変で、その少ないタイミングに最高のドライビングをするのは私的には奇跡と言うしかなさそうです。
更に、自分だけが走っている訳ではないので、迷惑をかけない様にミラーからは目が離せません。
そんな中、今回の練習ポイント(練習じゃないってっ!)を探っていました。
先ず、コースが小さい南コースは各コーナーが小さくストレートは短く、コーナーの集まったコースなので
どうやって車を内に向けるかがポイントかなと思い、進入時のテールスライドする場所を決めました。
進入時のテールスライドを思いのまま出せる技術は私にはなく、時々出来ると言った感じです。ということは先ほど書いた
少ないタイミング(クリアラップ)にそれをするのは、まさに奇跡。
更に困った事に滑らせた後に私、すべりを止める事が出来ません。(いやぁ〜おはずかしぃ〜)
コースアウトしちゃ元も子もありません。で取り合えず、3(25R)・4(15R)コーナーと下って右の25R(ドリフトコーナー?)で
進入スライドをすると決めました。(決めただけ)
決めたとたんにチェッカーフラッグ!”へぇっ!終わり?練習出来てないじゃんっ!”
はい。今年もほぼ終わった訳です。(とほほ・・・)
次はCチームの練習走行です。AYさん、長老さんがコースイン。
実はAYさんにはここのところ、ことごとく負けていて南コースは私の最後の砦になる訳です。
鈴鹿フルコースも走行回数は絶対私の方が多いのですが、あっさり抜かれました。
これはF355チャレンジ(SEGAのゲームで恐ろしくリアルなアーケードゲームです)で鈴鹿フルコースを走りこんだ成果が
出ている様ですが、南コースの設定はF355チャレンジには無いのできっと”どうしたものか?”と本人も悩んでいる事でしょう。
”ここでは負けられんっ!”と、じっとピットから眺めていました。
長老はと言うと、これが結構がんばってました。(この暴走おやじっ!)
ここのところ長老もちゃくちゃくと腕を上げてきて、その辺の若造(もちろん速いのもいっぱいいますが)には負けないでしょう。
しかし、若干お年がめしていますので、体力面が心配です。(走行中にポックリ行かないで下さいよ)
さて、練習走行も終了して、13:00からタイムアタックです。20分の走行を2回。ベストタイムが公式タイムです。
ここで問題なのがクリアラップ。練習の時は結構皆、余裕が有るので、パスさせてくれたりしたのですが
本番は皆、真剣ですので練習走行以上にクリアラップを取るのが大変!どうしよぅ〜
天気は曇りを維持し、ドライで行けそうです。しかし湿度が高いのか水温が結構上がり系でつらい。
さてタイムアタックの開始。Aチームからコースイン。やはり真剣ですね〜ポジション獲得に慣れた人はパスさせたり
パスしたりとうまくポジションを作っています。
それと今回気付いたのがスピンする人が余りいない事です。そう、うまいんですよ!そりゃアタックしてる訳ですから
少々スピンもしますが、なんでも無いとこでのスピンは有りませんでしたね。
皆さんどんどんタイムを刻んできていました。ということはどんどん私の順位が押し下げられていってる訳です。
次はBチーム。
コースインしてちょっと走ったら、なんとクリアじゃないですか!それも2,3周はクリアっぽいくらいクリア!
こんなチャンスは無いじゃん!とがんばりましたよ〜。もう必死!しかしやはりドリフトコーナーで”びっくりスライド”が発生!
”そんなぁ〜〜、とめられる訳ないじゃん!”とコースアウト。でも気持ちは前へ前へ行っているのでダートドリフトのままコース復帰!
これを機会に吹っ切れちゃいました。滑ろうがなんだろうがOK!いけいけっす。でもブレーキの突っ込みを強くすればするほど
アンダーステアでもう大変。熱くなってる私と水温はちょっとやそっとじゃ下がりません。
そんな感じで1回目のタイムアタックは終了しました。ピットに帰ってタイムを見ると59’494!”へっ、59秒台出てるじゃん!”
”すっげ〜、いいじゃんいいじゃんっ!”と大喜びでしたが、ここで・・・・・・・・・
”ひょっとして58秒台も出ちゃうかも、かも、かも・・・・・”なんてバカな事を考えていました。
だって58秒台に入ったら、ステレットさんにちょいと絡めそうじゃないですかぁ。(欲って怖いですね〜)
さてCチームはコースインしています。AYさんは着実にラップを刻み、1分を切ろうとせめています。
ただ、ピットから見ていると一体何処が遅いのか速いのか分かりづらくスタンド前を通過するまで(掲示板に表示されるまで)
どきどきもんですよ!ここ南コースも負けちゃうと、勝てるとこないっすよ!(場所限定でしか勝てないのはつらい・・・)
長老もがんばってます。大きな車体の乱れもなく周回を重ねています。しかし、体力大丈夫かな?結構つらいです南コース。
そんなこんなでタイムアタックは2回目に突入。
前回は休憩中に色々ガンさん(黒澤元治)にアドバイス(頭が悪いから遅いと言い続けられましたが)を頂いていましたが、
今回は反省するより疲れてフラフラ。熱くてジュース飲みっぱなし。空気圧のチェックしか出来ませんでした。
タイムアタックも集中力が落ちて2回目になるとタイムアップはあまり期待出来ず、ほぼ皆ベストは1回目となっているようです。
私は、先ほど”ひょっとして58秒台も出ちゃうかも、かも、かも・・・・・”と欲を出し、力が入り、ポイントを忘れ、からまわり、からまわり・・・
予定通り、タイムアップは出来ませんでした。
あっそうそう、長老も予定通り体力リミッターが働き、2回目の走行はリタイア。大丈夫?って聞いたら”お腹がすいた”と言っていたので
体力リミッターが効いたのではなく”ガス欠”だったのでは?
AYさんは自己ベスト更新と言う事で今回はこのくらいにしといてやる!ってな具合でした。(守りきったぜっ!最後の砦)
ステレットの皆さんもお疲れのようでした。
でもサーキットの雰囲気がカートっぽくてなんか良い感じでした。車をいじってる人や座り込んでお話している人。
ピリピリしてそうなはずなのに、知らない人とも楽しく話してる辺りがイベントの楽しさでも有るのではないでしょうか?
さて、夕方にもなり表彰式です。私的には関係無いのですが、締めくくりとしてはやはり必要でしょう。
入賞された方々は結構照れくさそうに表彰台に上ってシャンパンファイト(着替えているからファイトはしてませんでしたが)をして
”いやぁ〜この感じい〜ね〜”と思います。
ステレットのターコイズさんに南コース攻略方法を聞いたので次回は私もがんばって表彰台に上ってみたいものです。
そんでシャンパンファイトで人にかけてヒンシュクを買うと・・・(入賞するのに一体何年かかるのでしょう?)
楽しいイベントでした。鈴鹿フルコースがやはり人気で南コースを忘れがちですが、南コースには南コースで得られる技術が有るようです。
スピードもフルコースには比べ物にならない程低いので、色々な挙動を安心して試される環境としてはお手軽なコースではないでしょうか?
しかし、奥は深いっすよぉ〜0.5秒縮めるのも大変。パワーだけではどうにもならない純粋な技術を得とく出来るのではないでしょうか?
次回も参加したいですね〜がんばって58秒台を狙うべく、練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習練習連?
では、皆さんも安全に楽しくサーキットライフをエンジョイしてっくださぁ〜い。
おしまいっ!