BEST MOTORING 公開ロケ

MOTORING

BEST MOTORING 公開ロケの感想

日時:10月19日火曜日/場所:鈴鹿サーキットフルコース&南コース/天気:曇り→雨

めちゃあめちゃ楽しみにしていました。

ビデオBEST MOTORINGの公開ロケが鈴鹿にやってきました。

更に南コースで読者参加イベントのタイムアタックも行われました。

この日、朝4:00に起床。天気予報は前日に確認したところ夕方雨かな〜位でした。

友人のY氏と待ち合わせ、現地(鈴鹿サーキット)に7:00入りしました。

入場迄の間、本日行われるタイムアタックの作戦会議(ドライの事のみ)を行っておりました。

開園時間になりスタンドから地下道を通ってピット上のホスタビリティ・ブースに行きました。

その頃には本日撮影用のスーパーカー達がウォンウォン言っていました。

スーパーカー(一部違う?)はF40が2台、F50、ディアブロ、ポルシェ3台、NSX S−Zero、34GTR等・・・

これは期待させまっせ!エンジンサウンド、"生"はい〜ね〜

すると有名ドライバー達(キャスター陣)がピットから続々出てきました。

おなじみ黒澤ガンさん、F50乗車の模様。

黒澤琢也選手はディアブロ、服部直貴選手はポルシェ、土屋圭市選手はF40

木下隆之選手はNSX S−Zero、原 貴彦選手は34GTR、中谷明彦選手は不明(なぜ不明か後に分かる)

桂 伸一選手も不明。

ファンサービスも忘れず愛想を振りまいていました。撮影陣は懸命に仕事をこなしていました。

(結構大変そうで人数も一杯いました。)

一人のドライバーに一組のスタッフが付き、段取りをこなしていました。

カメラマンは一人でしたね。もちろん照明さんとアシスタントさん付です。

キャスター陣が端の方でしゃべっている内容はなんなんでしょうね。気になります。

この様な光景はあんまり見られないので得した気分です。

エンジンを温めテスト走行に行く者や未だセッティング(撮影用)中やらでコースインする車も有りました。

やはりフェラーリの音はすばらしく、NSX乗りとしても憧れますな〜

ディアブロは重そ〜です。外車勢はテスト走行してはピットインして何やら話しして又テストに行っていました。

あまり調子が良い訳では無いようでキャスターも頭をかしげていました。

国産勢は何の問題もなさそうでちょっと走ったらOKの様でした。(さすが国産!音はしょぼいが信頼性はピカイチ!)

さて、ここから本番と言う時に雨が降ってきました。どんどん強くなって大雨の様子になりました。

BEST MOTORINGは雨でも雪でも走っているからそんなに心配はしていませんでした。

心配事と言えば、ロケを見る場所をピット上にするかグランドスタンドにするか、と昼からの南コースのタイムアタックの事だけでした。

時間はどんどん過ぎました。雨はおさまりそうにもありません。ピットロードには車は無く

ピットに納められ、写真撮影やキャスター陣のインタビュー等行われていた様です。

(関係者のみで我々はかやのそと・・・)

”おいおい何時始めるんだ?時間が無いじゃないか!”と思った頃アナウンスがありました。

”え〜本日は・・・・・・・雨が強くなりまして撮影を中止します。そこでキャスター陣のトークショーを行います。”

”へ!?うっそ〜!今日早起きしたよ〜。(めずらしく)う〜ん、トークショーか〜”

NSXに乗ってるおかげでがんさんとはお話出来るし、お客が一杯行くと見ることさえままならなさそうなので

トークショーはキャンセル。友人Y氏とタイムアタックの受付をしに行く事にしました。

 

南コースはウェットです。会的にはちょっと水を差した状態になってしまいました。

しかし・・・・・・・・(以下独り言)

“きっと皆勝ちに来てる訳だしSタイヤだろう”

“Sタイヤって雨に弱いよね!”

“俺って純正だから…うふふ”

“この日の為にNSXFiesta‘99の3日間すべて南コースにしたし”

“1周1分00秒98出したし…”

“神様もいいとこ有るね!”

…ってな具合でちょっとにやけていました。

さて参加台数が当初40台だったのが蓋を開けると60台になっていました。

クラス分けが行われ全部で4クラス。ひとクラス15台。

私と友人Y氏はBクラスの走行でした。

先ずブリーフィング。係りの方より走行時の注意が有り特に雨なので(これが私的にOK)

気を付けましょう!との事で終了しました。

次はクラス順に15分間のフリー走行。

Aクラスの走行を見ていて大体1分10秒位出せば優勝かな?なんて思っていました。

時間が来て走行開始。感想は“よく滑るよね〜”でした。

でもまあまあかな?と言う事でピットに帰りタイムを見てがく然としました。

ベストタイムが1分14秒台…へ!?なんで?へ!?うっそ〜!

ちなみにAクラスの方が1分10秒台を出していたと思います。

こけそうになりました。あ〜!どうしよう。

ちなみに友人Y氏も同じ様なタイムで頭を抱えていました。

友人Y氏はSタイヤだったので私的には“タイヤって関係無いの〜”と余計落ち込みモードに入りました。

丁度この時黒澤さん等ベストモータリング キャスター陣が南コースに来ていて

ファンサービスを行っていました。落ち込む私達に黒澤さんが話しに来てくれました。

黒澤さんにはいつもいじられて(大阪で言う“遊ばれる”と言う事)いる事も有り悩みに相談室の講師として参加して頂きました。

私 :“遅いんです”

ガン:“腕が無い!”

私 :“…じゃなくてどうすれば速く走れますか?”

ガン:“腕が無いんじゃないなら頭が悪い!”

私 :“頭は関係無いじゃないですか!”

ガン:“走りは頭だぞ!”

…この調子で腕と頭が悪い話しが続きました。

ガン:“今日は特に滑る様だ。カートのオイルが浮いてるんだな!”

ガン:“雨の南コースのラインは通常ラインとは全然違う”

ガン:“それとタイヤの空気圧の調整をすれば?”

ガン:“NSXはリアのブレーキよりフロントのブレーキが効くから”

ガン:“リアのブレーキを暖めろ!”

私 :“は〜”

貴重なアドバイス有難う御座いました。これでタイムは一気に10秒台だっ!と意気揚揚とピットに戻りました。

さてフリー走行が終了してタイムアタックなのですが、各クラス別に15分間を

2セット走りその中のベストタイムを正式タイムとします。

Aクラスが走りいきなり10秒、9秒台を出してきました。

今回は黒澤マジックが有るのでちょいと余裕で自分の番を待ちました。

さてアタック開始です。リアのブレーキを暖めて(サイド引きながらちょいと走る)じわっとステアリング操作。

“あっ、ちょっとよくなったじゃん!”

その調子その調子と15分走りました。ピットに帰ってきてタイムを見ると

なんと13秒台でした。へ!?調子良かったよ今の走行。うっそ〜!“

倒れましたね。頭痛もしてきました。うううううううう……

ちなみにNSX参加者は全部で5台そのうち2台は私達。

当初1、2フィニッシュを狙っていました。(もう大馬鹿)

現在とタイム結果で私達は4、5フィニッシュ。もうくらくらです。

しかしもう一度チャンスが有るので落ち込んでいられないと思うのですが、

ホントに頭痛で…

何をどうすれば良いのか友人Y氏と相談していました。

色々考えたのですが考えただけでした。結論は後で書きます。

さて最後のアタック。最後のアタックの前に落ち着こうと思い

助手席の窓を閉めようとパワーウィンドを操作。すると“バキッ!”

“へ!?何の音?ひょっとしてNSXでは良くある窓落ちの前兆では…;”

でもやれる事をするしかないやとなかばやけくそ状態でピットアウト。

やけくそのおかげで馬鹿アンダーでる前にテールスライド気味に走ると

結構楽しくて“これって結構いけてへん?”と思い最終コーナーのブレーキング。

その時、“ガンッ!”……窓がな〜い!助手席の窓がな〜〜いっ!

そして何故かABSとTCSの警告灯が点灯。“へ!?何?つぶれた?

何が?窓とABSって関係あんの?へ!?うぁ〜〜〜!!!!!!!!!

雨は入るわ跳ねた泥は入るわもう気が狂わんばかりの状態で第1コーナー。

それが結構良くてうまく回れたんです。“あれ?”そのまま走ってみました。

“お〜結構いいじゃん!”と調子に乗った時ブレーキミスで(だってABS

切れてるもんね!)“とまんな〜い!前のCRX、のいて〜〜”。

危機一発やり過ごし、こりゃたまらんとばかりにピットインしました。

(ABSとTCSの設定はエンジンのリスタートが必要なので…)

すぐにピットアウト。チョイキレモードのまま最終アタック終了!

もうぼろぼろ。頭痛もひどくなり、あ〜あ、早く帰りた〜い

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、散々な結果でイベントは終わり、残ったものは参加賞の品々・・・

窓はガムテープ張りまくりでサイドミラー見えないし、頭 痛いし・・・

”くっそ〜雨が悪いのね!晴れたら〜〜〜〜〜〜〜〜”でも雨でも速い人は

きっと晴れでももっと速いかぁ〜、ふぅ〜・・・と自分の未熟さを何処かの

せいにしようと思ったのですが、そのあてもなく今後の課題として反省しました。

おしまいっ!

(おぼえとけっ!ベストモータリングっ!今度はそ〜わいかないからなっ!くそっ!)